2009年5月4日月曜日

ビンテージオーディオで聴くSP盤の凄さ

 ビリーホリディのオリジナルSP盤が入ったとの連絡があり、水曜倶楽部メンバーのN氏宅での試聴会に参加しました。
ガラード401+オルトフォンダイナミックバランスのアーム+オルトフォンSP(78回転)カートリッジを入口に、アキュフェーズのプリ+日野オーディオのRCA50シングルチューブアンプ、そして、出口はWesternの755+純正箱の組み合わせで聞きました
まず、プレーヤの凄さでしょうS/Nが尋常じゃない。凡そSP盤から想像されるノイズは皆無で、非常に生々しい再生に驚きました。CDとは対極に位置する表現と思われますが、やわらかな音色の中にも、ハッとするようなリアリティがあって、デジタル録音と比較しても優劣付けがたい魅力を持っています。このシステムの特徴かもしれませんが、非常に軽やかなウッドベース、サックスの枯れたブロウ感や情感たっぷりのボイス再生は時空を超えた輝きがありました。
音楽再生メディアとしてSPがこんなに優れていたとは...
オーディオの深さを再認識させられました。




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